草津に行ってまいりました。
日帰り・宿泊問わず何度も訪れていますが、今回は「リブマックスリゾート草津温泉」に宿泊。
モダンなホテルでありながら本格的な天然温泉があり、客室にも半露天風呂がある豪華なホテルです!
今回はこの「リブマックスリゾート草津温泉」での宿泊記をお届けします。
リブマックスリゾート草津温泉について
リブマックスリゾート草津温泉は、群馬県・草津町にあるリゾートホテルです。
リブマックスといえばビジネスホテルの全国チェーンとして知られていますが、リゾートホテルも各地に存在しておりここもその一つ。
チェーンのモダンなホテルでありながら、源泉かけ流しの天然温泉を備え、温泉旅館のような宿泊体験が楽しめます。
自動車でのアクセスがオススメ
草津では貴重な駐車場つきのホテルなので、車で行く方にオススメです。
草津・湯畑からは徒歩圏内ですが、急な坂が多いです。
公共交通機関の場合は湯畑からさらに少し離れた草津温泉バスターミナルから歩く必要があるので、足腰に自信がない方は注意しましょう。
フロント・ホテル内装
今回は15時20分頃にチェックイン。
外国人スタッフが責任者的な日本人スタッフについて対応してくれました。
フロントに限らず、このホテルでは多くの外国人スタッフが働いていました。
少したどたどしくも丁寧に対応してくれましたよ。
ご利用案内の紙を渡し忘れてましたけどね 笑。(あとから部屋に持ってきてくれました)
入湯税(1人1泊 150円)を支払い、ルームキーを受け取ります。
カードキーなどではなく普通の鍵です。2人分のうち1つは客室内金庫の鍵も一緒になっています。
またレストランでの夕食・朝食の時間をこの時点で決定します。
今回は夕食18時30分、朝食7時30分で予約。
前述の通り、草津の中心である湯畑のあたりまでは坂が多く時間がかかるので、食事時間に間に合うようホテル滞在時の外出計画をある程度練っておいた方が良いでしょう。
チェックインを済ませたら浴衣が借りられます。もちろん無料!
こちらは外出での利用も可能とのことなので、早めにチェックインして草津散策に向かうのがオススメです。
共用ラウンジスペース
フロント奥のラウンジスペースは広々としています。
座席も多く十分なスペースがあるので、別世帯の家族や異性の友人グループなど、複数の部屋を使用するグループの交流におすすめです。
見上げるとこのように吹き抜けになっています。
この吹き抜けのスペースを囲うように通路があり客室が位置する構造。
ですのでこの場所は客室前の通路からも視認しやすく、お子様も迷子になりにくいです。
テレビもありますし、大浴場からも近いので便利。
電子レンジ、自販機もこの場所にあります。
スーペリアツイン(和洋室)ルームレポート
今回宿泊したのはスーペリアツイン(和洋室)の客室。
48㎡の2人では十分すぎるほどの広いお部屋です。
右奥に洗面所があり、右手の窓から見えるのが半露天の客室風呂です。
部屋から見える構造になっているので気をつけましょう。
脱衣所もありません。
玄関みたいなスペースがあり、靴を脱いで上がります。意外とホテルでは珍しいですよね。
この仕様のせいかワンルームマンションの一室みたいです。
カップルならちょっとした共同生活気分が味わえます。
ただ内開きドアの開閉スペースのために靴を置く場所がかなり限定されるのはマイナスポイント!
もう少しだけでも広ければ出入りが楽だったのに…。
思えばホテルのドアって内開きが標準なんですね。今まで考えたことなかったです。
床暖房がついています!
標高が高く寒い草津ですが、これなら真冬でも安心です。
ベッド周り
幅120cmのベッドが2台くっついた状態で並んでいました。
部屋が広いので圧迫感は全く感じません。
ベッドスローとクッションは落ち着いた紫色。
全客室でシモンズ社製のベッドを採用しているようです。
2台のベッドの間にコンセントと照明のスイッチ・コントローラー。
片側だけですがベッド脇にサイドテーブル、さらに左隣の部屋の隅には空気清浄機がありました。
リビングスペース
リビングスペースは和座椅子とローテーブルがあり和洋折衷といった雰囲気。
広い客室ですがゴザのような敷物でエリア分けされていて違和感なしです。
普通の家のリビングのような感じでまったりと過ごせました。
奥の棚は時計、電気ケトル、ティッシュ、金庫があるくらいですっきりしています。
棚の隣に連なるようにデスクがあります。
デスクといっても棚のようなものです。
左側にお茶・コーヒーやカップ・湯呑み、ミネラルウォーターが並び、下段中央には冷蔵庫があります。
お茶は煎茶のほかに梅こぶ茶もありました。珍しいですね。
実質デスクとして使えるのは右側だけですが、広さは十分です。
コンセントもついていますのでノートパソコンを持ち込めば仕事にも使えます。
もちろんホテル館内はWi-Fiも利用可能です。
洗面所・トイレ
ワンルームの一角に洗面所があります。
こちらも広めなのでゆったりと使えます。
女性にうれしいスキン&ヘアケア用品はDHCアメニティのオリーブゴールドシリーズ。
写真左からジェルローション、クレンジングオイル、ヘアミルク、ボディ&ハンドミルクです。
カミソリ、シェービングフォーム等、その他アメニティ類。
洗面所の左側にはトイレ。
特に特徴はありません。清潔でした。
客室半露天風呂
「リブマックスリゾート草津温泉」には全客室に半露天風呂がついています!
今回は2日目に朝風呂を楽しみました。
案内に従って湯口の両脇にあるハンドルで温度調節しながらお湯を入れます。
信楽焼の浴槽がお湯で満たされてきて湯気が上がってくるこの感じ。
木の温もりが感じられる内装とも相まってテンション上がります!!
湯量には限界があるのでお湯が溜まったら必ずハンドルを閉めましょう。
こちらのお湯は万代鉱(ばんだいこう)源泉を加水したものだそうで、実際入ってみると確かに温泉感は薄いです。
とはいえ、源泉をプライベート空間で楽しめるのは貴重です。
掛け流しの温泉は大浴場で入れますが、雰囲気はこちらの方が良かったですよ!
浴室内全ての窓にはブラインドがついています。
ちょっと扱いづらいのと、ヨレヨレになってしまってるのが気になりますが…
結構窓のある建物とか周りにあるので、気になるなら閉めた方が良いでしょう。
せっかくの半露天ですが絶景が見えるというわけではないので、僕も部分的に開けるに留めておきました。
洗い場はこんな感じ。もちろんここの窓もブラインドで隠せるのでご安心を。
シャワー、椅子完備していますが、湯桶はありません。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープはDHCアメニティです。
天然温泉の大浴場
「リブマックスリゾート草津温泉」にはもちろん天然温泉の大浴場もあります!
こちらは源泉掛け流しの本格的な温泉です。
万代鉱(ばんだいこう)源泉を使用。
草津温泉にしては硫黄っぽさがなく、お湯は無色透明。
特別濃さを感じさせる泉質ではないですが、実は酸性濃度がかなり高いそうです。
湯加減もちょうどいい感じで、入りやすいと思います。
ただ草津温泉自体にいえることですが、酸性濃度が高いということは長湯しすぎるのは禁物。
肌の弱い人は特に注意です。
大浴場はメインの浴槽が一つあり、サウナや水風呂も完備しています。
そのほか露天風呂もありますが、このときは改修工事のため利用不可でした。残念!
洗い場・脱衣所
洗い場は5つ、椅子はなぜか4つしかありませんでした。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープのセットは3種類ありました(POLA、DHCアメニティ、Leavl Aloe)。
脱衣所は鍵付きのロッカーが9つ、荷物入れ用のカゴが4つ。
洗面器が2つあり、ドライヤーは1つだけでした。
その他にウォーターサーバーがありました。
営業時間
大浴場 利用可能時間 15:00〜24:00、6:00〜11:00
営業時間は15時からなので、チェックイン後いつでも入ることができます。
今回は17時20分頃に入りました。
平日で時間も早かったからか、貸切状態でした!
あまり広くはないので、早めの時間の利用がオススメです。
日帰り温泉としても利用できるようになりました
2024年4月から日帰り入浴もできるようになったようです。
日帰り入浴 営業時間
午後 14:00〜24:00(受付終了22:00) ※火曜日のみ15:00から
午前 8:00〜11:00(受付終了10:30)
群馬グルメが楽しめる夕食・朝食ビュッフェ
夕食・朝食はビュッフェ形式。
入り口でスタッフに部屋番号を伝え、席まで案内してもらいます。
レストランの中はこんな感じ。朝食時の写真です。
温泉なのに全然「和」という感じじゃないのがこのホテルらしい感じがします 笑。無国籍感。
夕食は90分、朝食は60分までとなります。
夕食:群馬ならではのメニューが豊富
タイミングが良かったのか、奥の方の落ち着いた席に案内してくれました。
ちょっと料理が置いてある場所まで遠かったですけどね。
ビュッフェは和洋幅広く揃っています!
まずはみんな大好きな洋食系。
洋食に続いて、ご飯やお味噌汁、うどんなど。
見づらいですが、左側はお刺身やマリネ、天ぷらなど。
漬物の種類が豊富ですね。
こちらはローストビーフ、ローストポーク、さしみこんにゃくなど。
「地産地消」をテーマとしていて、群馬ならではの食材を使用した料理がたくさんあります。
特に注目なのがこちら。
上州牛のすき焼きです!
ビュッフェですき焼きが楽しめるのは珍しい!
だしつゆを注いだら、各テーブルに置いてあるコンロで煮立たせて食べます。
後から知ったのですが、群馬県はすき焼きを推しているようです。
「ぐんま・すき焼きアクション」について – 群馬県ホームページ(ぐんまブランド推進課)
上州牛・上州和牛、下仁田ねぎ、白滝(こんにゃくいもの生産量は群馬が全国トップ)といった群馬県の特産品を中心に、すき焼きの食材全てを群馬県産のもので揃えることができることが理由だそうです。
なぜか写真を撮り忘れてしまいましたが、すき焼きのほかにも土瓶蒸しがあり、こちらもコンロで火にかけて食べます。
どちらも普通のビュッフェでは味わえない、温泉旅館らしい料理ですね。
野菜サラダやデザートももちろんあります。
デザートのミニタルトは自分でトッピングできるのでお子様も楽しめます!
他にケーキやプリンもあったので、小さめでちょっと楽しめるのがうれしいです。
フルーツもあったと思います!
アイスもありました!
迷ったのでとにかくなるべくたくさんの種類の料理を持ってきました!
ご飯はこの時期にぴったりの栗ご飯を選びました。
どれも美味しくいただきましたが、食べすぎましたね。
すき焼きと土瓶蒸しも食べてますからね 笑。
朝食:定番のメニューが中心
朝食は変わったものとか群馬や温泉旅館らしいものではなく、定番の朝食らしいメニュー。
でも温泉卵はあります。
お茶漬け、海苔、納豆、漬物など。
夕食に続き、野菜サラダも豊富。パンは4種類ありました。
デザート類。ミニケーキやヨーグルト。
中央にあるのが、京都でも食べたエセわらび餅みたいなやつ 笑。
フルーツ盛りがちょっと豪華!メロンとか入ってます。
美味しいし健康的です。
グラノーラやフルーツ・野菜ジュース、牛乳。
夕食に続き、いっぱい食べました!!
この日は昼食をとらない予定だったので食い溜めです。
しかしグラノーラをあとから思い出して持ってきたので炭水化物が多すぎた…!(しかも盛りすぎ)
フルーツをもっと食べた方がお得で体にもやさしかったことでしょう。反省!
温泉旅館らしいアミューズメントも
「リブマックスリゾート草津温泉」にはちょっとしたアミューズメント設備があります。
- ゲームコーナー
- 卓球
- カラオケ
- 麻雀 ←後から追加された?僕の宿泊時にはなかったかも
今回は卓球をやりました。フロントに声をかけてラケットと球を借ります。無料です。
僕は普通に楽しめましたが、写真を見てもらうとわかるとおり、あまり広くはないです。
ゲームコーナーと同じスペースなので、同時に利用することはできません。
しかもこのようにレストランとの連絡通路の途中にあるので通行する方に配慮する必要があります。
さらにゲーム機の筐体下や階段下に球が入ってしまうこともあるという残念仕様 笑。
まあ温泉旅館の卓球なんて気軽に楽しむおまけ設備みたいなものですからね。
そもそもそんなに人が長居するようなスペースではありませんし。
周りに配慮して寛大な気持ちで楽しみましょう!
カラオケルームもありました。こちらは1人1時間500円。
アルコールを含むドリンク類の注文も可能だそうです。
まとめ:カジュアルでライトな温泉旅館といった感じでした!
「リブマックスリゾート草津温泉」は気軽に楽しめる温泉旅館という感じでした。
天然温泉、客室露天、浴衣、卓球やカラオケ、広めの部屋などの昔ながらの温泉旅館にあるような要素を押さえていて、草津に来たという特別感をしっかり味わえました。
それでいて和洋風の内装やシンプルな接客、ビュッフェ形式の食事といった現代的な気軽さや便利さを兼ね備えていて、普通のホテルと同じ感覚で泊まれる気楽さもあります。
若い人には特におすすめです。
部屋が広めなので友達同士とかでちょっと大人数でワイワイ旅行するのにいいのではないでしょうか。ぜひ!
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