【スリコの約半額！？】LAKOLE（ラコレ）の2,200円スマートウォッチ購入レビュー！デバイスバンドPlusとの機能比較も

以前3COINS（スリコ）のデバイスバンドPlusが値上げしやがった！！という記事を書いて、

結論まあ4,000円でも買いだよね

となりました。

が、あくまで僕はスマートウォッチビギナー。

そんなにヘビーには使用しません。

もしかして2,000円台のものでも満足できたんじゃね？

ってことで買ってみました。

同じプチプラ雑貨（とアパレル）ブランド、

LAKOLE（ラコレ）の2,200円のスマートウォッチを！

もう2機種買ってる時点ですでに損失しかありませんが、せっかく買ったのでスリコとの比較レビューします！！

を僕の使用体験から探っていきます。

低価格スマートウォッチが気になっている方はぜひお読みください！

LAKOLEのスマートウォッチが再入荷してた

9月6日にスリコのデバイスバンドPlusが再入荷（というか再発売）していましたが、ラコレのスマートウォッチも9月中頃にいつの間にか再入荷していました。

今回再入荷しているのはブラックとアイボリーの2色のみ。

以前はチャコールとベージュもありましたが、未入荷。というより取り扱い自体なくなっています。

シンプルな2色に絞られているのはスリコと同じですね。

2,200円って破格すぎない？

スリコがさりげなく値上げしたのに対して、ラコレのはお値段据え置き、2,200円！

3,000円切るスマートウォッチって珍しい。あっても2980円ですよね。

2,000円台前半って得体の知れない謎のメーカーがネットで売ってるのしか見たことないです。

この価格帯においては、見た目が良くて、名の知れたお店の実店舗で買える唯一のスマートウォッチなのではないでしょうか。

先に結論：普通にスリコのデバイスバンドPlusの方が良い

コスパで考えても順当に値段が高い方がいいものでした！

いや搭載している機能自体は大きく変わらないんですよ。

ただ全てにおいてデバイスバンドの方が上位互換といっていいです。

「最低限の機能を備えている」というのは共通。

その上でスリコのは普通に便利に使える、ラコレのは全ての機能があくまで「できるだけ」って感じです。

デバイスバンドPlusとの比較レビュー

というわけで、安すぎるラコレのスマートウォッチの実力をスリコのデバイスバンドPlusと比較しながらレビューしていきます。

違いが目立つところを中心にピックアップしていきます。

精度がわからないので、健康管理系の機能には触れませんのでご了承ください！

基本スペックの比較

	スリーコインズ デバイスバンドPlus	ラコレ スマートウォッチ
価格	4,180円	2,200円
ディスプレイ	1.83インチ / TFT	1.8インチ / LCD
解像度	240×284	240×284
防水・防塵性能	IP68	生活防水 ※防水等級表示なし
動作時間	5日〜10日	約3日
サイズ（W×D×H）	W41 × D12 × H46（mm）	W40.5 × D12.5 × H250（mm） ※高さ（H）はベルトも含んだ数値だと思われます
重量	約38g	約50.4g
使用アプリ	GH Smart	Smar Pair（スマペア）
カラー	ホワイト×クリアホワイト ブラック×クリアブラック	アイボリー ブラック

できること

	スリーコインズ デバイスバンドPlus	ラコレ スマートウォッチ
通知機能	○	○（電話着信は非対応）
文字盤	○（オリジナル画像設定可）	○（オリジナル画像設定可）
健康管理	○（心拍数・血中酸素・表皮温度・睡眠）	○（心拍数・血中酸素）
スポーツ・エクササイズ	○（20種目）	○（7種目）
音楽再生操作	○	○
リモートシャッター	○	○
天気	○	○
スマホを探す	○	○
ストップウォッチ	○	○
タイマー	○	×
アラーム	○	○
電卓	○	×

本体・パッケージと内容物

どちらも同じような箱に入ってます。

スリコの方が少しオシャレな感じですが、以前よりシンプルになりました。

内容物は同じような感じ。

ラコレの方は最初から本体にベルトがセットされています。

ラコレの方は最初から充電されていました。すぐ目盛り1個分減っちゃいましたけど。

一応比較のためにもう一度満充電しておきました。

左がスリコのデバイスバンドPlus、右がラコレのスマートウォッチです。

ぱっと見本体はそっくりです。サイズも大きく変わりません。

どちらもアップルウォッチライクでいい感じ。

よく見ると本体側面のデザインが微妙に違います。

ラコレの方には切れ込みのようなものが入ってます。

ベルトはどっちもどっちだけど、スリコの着用のしづらさは致命的

ベルトはスリコの方が少し短め。ラコレの方は文字が書いてあります。

素材はどちらもシリコン製ですが、スリコの方が分厚くもっちりした感触。

ラコレの方がペラいです。

なので着用時、このラコレの方は本体がぶらぶらと安定せず何度か落としそうになりました（で、1回落とした）。

ちょっと本体が重いせいもあるかも。

じゃあスリコの方はいいのかというとそうでもなくてですね…

余ったベルトを内側にしまう仕様になってるので着用が超めんどくさい！！

しかもこれね、僕は超ヒョロガリなのでめっちゃ余るんですよ。

ベルトも本体も僕個人的にはスリコのデザインの方が好きなだけに残念！

なので気軽につけ外しできるように他のバンドを買ってみました。

22mmのベルトならOKです。

ちなみにラコレのは20mmだと思います。

文字盤デザイン

どちらも文字盤のデザインが豊富に用意されていて、アプリの方から変更できます。

スリコは時計らしいデザイン。

デザインによって日付、時間、歩数、心拍数、消費カロリーを確認できます。

いくつか本体にもストックでき、本体のみで気分でデザイン変更できます。

一方ラコレはイラストのデザインで、表示は日付と時間のみ。

種類が圧倒的に多いです！

なんかひと昔前のケータイの待ち受けみたいですね 笑。

本体保存はここで選んだ1種類のみですが、左右にスライドするだけでデフォルトのデザインに切り替えられます。

時計機能　点灯までのタイムラグが気になる

2機種とも側面の電源ボタンを押すか、腕上げ点灯機能で画面表示させますが、いずれの場合においてもタイムラグが気になります。

スリコの方はボタンを押して離したくらいで点灯（押してから1秒後くらい）、

ラコレの方はボタンを押して離してから2秒くらいですかね。

どちらも腕上げ点灯の場合だと検知のポイントがわからないため、より遅延感が目立ちます。

そもそもスマートウォッチってこんなものなのでしょうか。

アップルウォッチなどのハイスペックな機種を持っていないのでわからないのですが、少なくともiPhoneの「手前に傾けてスリープ解除」機能よりは確実にどちらも遅いです。

特にラコレの方は個人的に結構致命的な遅さ。

そもそも腕上げ点灯の反応自体が微妙なので待ったところで表示されないとさらにストレスです。

各種通知機能に対応　しかしラコレのは電話着信の通知が来ない

どちらもLINE、SMSメッセージ、各種SNSアプリ等の通知機能は備えています。

スリコのは最新10件まで、ラコレのは最新1件のみ通知がチェックできます。

それぞれのアプリで通知をアプリごとに設定できます。

気をつけてほしいのは、ラコレのは電話着信の通知が来ません。

スマペアアプリで電話の通知設定をオンにしていても来ません。

この機種専用のアプリではないので、他にも設定はできるけど実際には通知が来ないものもあるかもしれませんので注意しましょう。

少なくともLINEとSMSはちゃんと通知されます。

LINEの電話着信の通知はもちろん来ますのでご安心を。

アラーム機能　ラコレのは時報にしかならない

初めてスマートウォッチを買ってから何気にいちばん重宝している機能がアラーム。

スリコのデバイスバンドで毎朝起きています。

バイブレーションだけでうるさくないのに起きられるのがいい！

着用したまま寝るのにも慣れました。

スリコのは5件まで登録可能。

10分固定ですが、スヌーズ機能もついています。

対してラコレのアラーム機能。

ぜんっぜん使えねえ！！

まず8件登録可能ですが、登録後は編集不可。

一旦削除して登録し直さなければいけません。

そして何より肝心の鳴動時。

3回だけ振動して、何事もなかったかのように勝手に終わります。（スヌーズもなし）

しかもバイブめっちゃ短いからね。「ブッ、ブッ、ブッ」みたいな。

というわけで、目覚ましとしては使えません。「アラーム」ではなく「目覚まし時計」って名乗ってるのに。

まあ時報として使う分には困らないって感じですねー。

リモートシャッター　どちらも独自アプリ内でのみ使用可能

スマートウォッチを動かす、あるいは画面をタップすることでペアリングしたスマホで写真が撮れるリモートシャッター機能。

便利だけど、どちらもそれぞれの対応アプリ内でのみしか使用できません。

どちらのアプリもズーム機能もなければ、フィルターの設定もできません。

僕はiPhoneのライブフォトをよく使うのですが、独自アプリなので当然これも使えません。

というわけで、個人的にはどっちもいらねえ…って感じです。

バッテリー　スリコのは2週間持ちます！

スリコのデバイスバンドの優秀なのは電池持ちがかなりいいこと。

すでに1ヶ月くらい使用していますが、毎回2週間くらい持っています。

月2〜3のペースの充電で済むので助かります。

一方ラコレのバッテリー持ちは3日と半日程度（約84時間）。

10月3日の20時時点で残量表示がゼロになっていて、翌4日の朝9時すぎくらいには電源が落ちていました。

その20分前くらいには通知を受け取っていたので、残量ゼロ表示になってから12時間くらいは持ったのかな。

まあアップルウォッチでも2日に1回は充電が必要だといいますし、決してダメではないです。

ラコレの方が優れているところ

2,000円ほどの価格差があるだけあり、やはりラコレの不利な部分が目立ちました。

性能ではやはり勝てませんが、この仕様はラコレの方がいいかも？というところもあります。

腕上げ点灯機能の有効時間を設定できる

睡眠計測機能のために夜着用したまま寝ることもあると思います。

その際寝返りなどの誤動作での点灯してしまうこともあるので、寝る時間に自動でオフになるように設定できるのは楽です。

まあスリコの場合は本体でワンタップでオンオフできるので絶大なメリットとまでは言えませんが…。

点灯時に操作中画面に戻れる

スマートウォッチはあくまで時計なので、文字盤画面に勝手に戻ってくれますが、それが不便なときもあると思います。

例えば頻繁に音楽の再生・曲切り替えを行う場合など。

そういったときに操作中の画面にすぐ戻る設定ができます。

本体で「戻り時間」という項目から、消灯後いつまでの操作中画面をキープするかを決めます。

1分間・2分間・1時間と時間は固定ですが、地味にスリコにはない便利な機能だと思います。

ベルトが使いやすい

ベルトはスリコのがかなり使い勝手悪かったので、それと比べたら大分いいです！

2つあるベルトループのおかげで、余ったベルトが邪魔にならなくていいですね。

単独で時計として使用できる

日付・時間を本体のみで手動設定できます。

スマホとペアリングしなくても純粋に時計として使用できます。

後に上位モデルのスマートウォッチを買ったとしても、スマホのリソースを奪わないサブ機として使い続けられます。

スマートウォッチはスマホとペアリングしないと時計すら使えないものが多いので、何気にこれは入門機としては結構大きなメリットです。

ラコレのスマートウォッチは腕時計をつける習慣がない人におすすめ！

ではラコレのスマートウォッチはどんな人におすすめなのかというと、

「普段から腕時計をつける習慣はないけど、スマートウォッチを使ってみたい」という人におすすめです。

これまで腕時計を使わない派だった人なら

このような理由から買ってからも後悔しづらいと思います。

腕時計をもともと使っていない人からすると着用すること自体が嫌になることもあり得ます。

なので安く済ませられて、使いたい時だけスマホに依存せず使えるラコレのスマートウォッチはお試しとしてぴったりです！

あとは「全くスマートウォッチには興味ないけど、ファッション的に取り入れたい」という人にもおすすめです。

ベルト変えちゃえばどうにでもなります。見た目最重視なら安いのがいちばんです！

逆に、すでに腕時計を日常的にガンガン使っている人からすると、

時間表示するの遅え…！　時計なのに…

となり、小さなストレスがたまると思うのでおすすめしません。

僕は仕事のときだけ腕時計をする派でしたが実際そうなりました。

そういう方は間違いなくスリコがおすすめ。

ぶっちゃけスリコも早くはないのですが、僕的にはスマートウォッチとしてのメリットがその不便さを上回りました！

まとめ：とりあえずこの2機種どっちも買うことだけはおすすめしません

最初に述べたように、はっきり言ってスマートウォッチとしてはスリコの方が圧倒的にいいです。

2,000円近い価格差ですが、迷うならスリコのデバイスバンドPlusを買う方が絶対におすすめです！

「普段腕時計つけないけど、スマートウォッチを使ってみたい」人や「完全にファッションとして」という人ならラコレから試してみるのはいいと思います。

お試しで買ってみて

「やっぱりスマートウォッチいらん」

となるか

「気に入った！今度上位機種買ってみよう！」

となるのはいいのですが、

この2機種をどっちも買うのはやめましょう！！　by経験者

できること自体は大きく変わりません。

初スマートウォッチとして試したあとは、上位機種を買ってみることをおすすめします。

低価格のものを2つも買うのは全くおすすめできません。

というわけで、

期待せずお試しとして買うならラコレ、とりあえず1つ安いの買って日常使いしたいならスリコというのが僕の結論です。

以上！　ぜひ参考にどうぞ！