秩父市の「羊山公園」は春の芝桜の名所です。
まるで絵画のようなカラフルなお花をひと目見ようと毎年多くの人で賑わっています。
特にゴールデンウィーク中は市街地の交通に影響を及ぼすほどの大混雑です。
実際どんなものなの? 駐車場や料金は?
そんな疑問を解決するため、写真を交えて僕が行ったときのレポートをします。
- 春の花と新緑を楽しみたい
- ゴールデンウィークに子供を自然の中で遊ばせたい
- お祭り気分を味わいたい
羊山公園について
「羊山公園」は埼玉県秩父市の武甲山(ぶこうさん)のふもとにある公園です。
「ひつじやまこうえん」と読みます。
名前の由来は戦前「埼玉県種畜場秩父分場」というめん羊を扱う施設があったことからだそうです。
園内「芝桜の丘」に広がる芝桜が有名で、例年の見頃は4月中旬から5月初旬。
毎年この芝桜を目当てに多くの観光客が訪れます。
期間中はイベント・催事もあり常に賑わっています!
「芝桜の丘」以外にも秩父の市街地を見渡せる「見晴らしの丘」や秩父のシンボルとされる武甲山のことを学べる「武甲山資料館」などのスポットがあります。
芝桜の丘 入園方法と料金
芝桜開花期(4月中旬から5月上旬)は入園料がかかります。
券売所で入園券を購入。入り口ゲートで検温・消毒して入園できます。
ちなみに当日中であれば入園券を見せることで再入園も可能です(日付のスタンプが入園券に押されます)。
入り口ゲートは「中央口」「宇根口」「菖蒲田口」があり、どこからでも出入り可能です。
一般 | 300円 |
団体(20名以上) | 250円 |
中学生以下 | 無料 |
75歳以上の秩父市民の方も無料です。
入園券には特典があります
芝桜の丘入園券を対象施設に持参すると入館割引等の特典を受けることができます!
特典内容は各施設により、情報もあまり出回っていないのですが確実にお得になりますので当日中は入園券は捨てないようにしましょう。
入園券裏面記載の対象施設は下記のとおりです。
芝桜の丘 2023年4月16日
2023年4月16日現在の芝桜の様子をお見せします。
天気も良く、開花も今がピークと言えるタイミング!まさに見頃でした!
2023年は暖かい日が続いたので例年と比べて1週間から10日ほど開花が早かったのだそうです。
傾斜があるので角度によってさまざまな表情を見せてくれます。
自分好みの撮影スポットを探す楽しみがあります!
「花のじゅうたん」と形容される広大な芝桜のお花畑。
青空によく映えます。
奥に見える山が武甲山です。
花と新緑と山と青空。なかなか絵になります!
カラフルな芝桜は10品種・40万株以上植えられているのだそう。
種類は多いですが主にピンク・ブルー・ホワイト系の色で自然に調和していますね。
芝桜以外にもチューリップやネモフィラも見られます。
少し外れると秩父のゆるキャラ「ポテくまくん」の家がありました。
ここも花に囲まれてかわいい。
秩父ならではの食事とお土産「ちちぶマルシェ」
園内では例年地域の商店が集まり、食事やおみやげを提供しています。
一応イベントとして扱われていますが、芝桜まつり期間中は毎日開催されているようです。
お祭りの屋台のようにさまざまなお店が立ち並んでいます。
ぐるっと一周するだけでも楽しいですよ!
お土産は工芸品もあれば、芝桜の苗を売っているところもありました。
食事も種類が豊富で、空いていればテントのなかで座って食べられます。
山菜の天ぷらとみそ豚丼を食べました。
武甲山を眺めながら秩父名物をいただける至福の時間です。
ちなみに多くのお店で現金以外にPayPayでの支払いに対応していました。参考までに。
その他さまざまなイベントも!
芝桜まつり期間中は土日祝日を中心にイベントが開催されます。
パンフレットやホームページによると「芝桜の丘」内にて開催されるイベントと秩父市内各所にて開催されるイベントがあるようです。
気になるイベントの催される日を狙って来るのもアリですね。
2023年4月16日開催イベント「どうぶつむら in 羊山公園 –小動物とふれあえる移動動物園–」レポート
僕が行った日には「どうぶつむら in 羊山公園 –小動物とふれあえる移動動物園–」なるイベントが開催されていました。
10分ほどの間、柵の中の小動物たちとふれあえるイベントでした。
彼女が動物好きなこともあり、楽しそうなので参加してみました。
ふれあえる小動物たちはアヒル、ウサギ、ニワトリ、ヒヨコ、モルモット。
ウサギは特に可愛かった!
人に慣れているのか抱っこしたりなでたりしても割とおとなしかったです。
ニワトリ。オス1羽とメス3〜4羽くらい?いました。
モルモットはすばしっこいものの、比較的なでたりしやすかったです。
アヒルはつがいで、少しでもパートナーが離れるとすぐに探しに行く感じが可愛かったです。
ヒヨコは子供たちに囲まれていたため、ふれていないのでわかりません 笑。
ちっちゃくて可愛い。
童心に戻った気分で夢中になってました。
参加してよかった!やっぱり動物には癒されます。
2014年以降も開催されるのかはまだ不明ですが、開催されるのであれば動物好きの方やお子様連れの方はぜひ開催日を狙って行くのをおすすめします!
アクセス
「羊山公園」は秩父市大宮というところにあります。
公共交通機関
西武鉄道「横瀬駅」から徒歩約20分、「西武秩父駅」から徒歩約20分
秩父鉄道「御花畑駅」から徒歩約20分
公式には所要時間は上記のとおりに案内されています。
公園まではそれほどではありませんが、芝桜の丘は園内南側に位置するため、もう少し長く感じられるかもしれません。
Googleマップ「西武秩父駅」から徒歩で調べると26分と出てきます。
徒歩なら「西武秩父駅」から行くのが道がわかりやすいのでおすすめです。
調べてみると徒歩だとアクセスがあまり良くないですね。
園内でも歩くことになりますので体力に自信のない方はタクシーを利用するのもいいかも。
自家用車
芝桜の見頃期間は公園内駐車場は有料となり、そのほかに臨時駐車場が開放されます。
羊山公園駐車場
普段から利用されている公園内の駐車場です。
もちろん一番近い駐車場です。
8ヶ所ありますが、芝桜の期間はすぐに埋まってしまうと思います。
有料期間:4月12日(金)〜5月6日(月)
有料時間:8時〜17時
料金
- 普通車 500円
- バイク 200円
- 大型バス 3000円
- マイクロバス 2000円
臨時駐車場
横瀬町観光協会による臨時駐車場が4カ所あります。
4カ所とも正確な住所が存在していないのですが、1カ所だけグーグルマップに載ってます。
普通にここに向かうのがオススメ。僕も毎年ここに駐車しています。
隣接しているもう1カ所の駐車場もここを目指せば見つかりますし、近づけばあとは係員が案内してくれます。
ちなみに一旦案内所を経由する必要はありません。
駐車料金も現地で徴収しますので大丈夫です。
その他2カ所の駐車場もそう離れたところにあるわけではないと思います。
よくわからなければ案内所の方へ向かいましょう。
横瀬町観光協会臨時駐車場
案内所住所:横瀬町横瀬4132-1
駐車料金:500円
期間:4月12日(金)〜5月6日(月)
時間:8時〜17時
まとめ
芝桜は毎年恒例の秩父の名物です。市を挙げてのお祭りのようなものですので盛り上がります。
春から初夏の空気を思いっきり楽しむことができます。
イベントのある日はお子様連れの方にもオススメです。
比較的リーズナブルなゴールデンウィークの行楽として足を運んでみてはいかがでしょうか。
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