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埼玉北部で旅館のような静かな温泉をお探しなら「深谷花園温泉 花湯の森」へ!最新の食事のメニューや館内のシステムも紹介します!

温浴施設
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ここ数年、温浴・サウナブームでたくさんの温浴施設が開業しています。
カフェやテーマパーク的な施設など、バリエーションも豊かです。
あまり敷居が高くなく、渋すぎないカジュアルな施設もそれはそれで魅力的なのですが、

  • いつも混雑している
  • 若い人が多すぎて入りづらい
  • 純粋にお風呂を楽しみたい

と思う方も中にはいると思います。

そんな「もっと静かで安らげる温泉ってないの?」という方におすすめなのが、埼玉県深谷市にある「深谷花園温泉 花湯の森」

今回はいつもこの施設にお世話になっている埼玉北部在住の僕がその魅力を紹介します!

こんな人におすすめ!
  • 静かに休日を過ごしたい
  • 自然がたくさんある場所で癒されたい
  • 新緑や紅葉を眺めながらお風呂に浸かりたい
  • 岩盤浴がしたい

「花湯の森」の貸切露天風呂つきの個室について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

「深谷花園温泉 花湯の森」の個室「若竹」を利用してみたのでレポート。貸切露天風呂で旅館に宿泊したような気分が味わえます!
深谷の温浴施設、花湯の森。 静かで落ち着いている雰囲気抜群の日帰り温泉施設です。 ここにはいつもお世話になっているのですが、このたび初めて貸切露天風呂つきの個室を利用してみました! 地元なのにまるで温泉旅館に宿泊したかのような特別な時間が過...
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「深谷花園温泉 花湯の森」とは?

花湯の森入り口

「深谷花園温泉 花湯の森」(以下、「花湯の森」と表記します)は、「株式会社リゾート花湯の森」が運営する温浴施設です。

同社運営の施設では熊谷市にある「花湯スパリゾート」が県内有数の大規模な都市型温浴施設として知られていますが、この「花湯の森」は全くコンセプトが異なります。

深谷市の花園地区を少し離れた田園風景の中にあり、大人の隠れ家と称される静かで品のある施設です。
同社運営のゴルフのショートコースが併設されています。

「花湯の森」の4つの魅力

花湯の森エントランス装花

花湯の森の魅力は大きく分けて4つ。

  • 純和風の施設で高級感がある
  • 設備が必要最低限なので静かで落ち着いている
  • 品を保つ工夫がされている
  • 自然と調和した天然温泉を楽しめる

ひとつずつ解説していきます!

純和風の施設で高級感がある

花湯の森入り口の門

花湯の森は純和風の建物が特徴です。
市街地から少し離れた田畑の広がる場所にひっそりと佇んでいます。

立派な門構えを進むと、木々の生い茂る庭が続いていてまさに「森」といった感じです。
特に新緑の季節に木漏れ日を浴びながら歩くのが気持ちいいです。

花湯の森 入り口の庭

館内も純和風の落ち着いたトーンで統一されています。
入り口を入った瞬間の静けさは他の温浴施設とは一味違います。

天井の梁が日本家屋らしくて味がありますね!
壁の絵や生け花などの装飾から高級感を感じ取れます。

花湯の森エントランス

静けさを邪魔しない程度にさりげなく和風のBGMがかかっていてさらに雰囲気抜群!

2007年オープンの施設ですので、営業開始からすでに15年ほどは経過していますが古さは感じさせません。
古き良き日本の雰囲気を味わいつつも、清潔にされているので快適に過ごせます。

入り口では季節のお花の苗もたくさん売っています。
この他にも、野菜や果物といった地元で採れたと思われる農産物を多数取り扱っています。
こういったこの地域ならではの商品があると温泉旅行のような気分にさせてくれますね!

販売している花鉢
販売している花鉢

設備が必要最低限なので静かで落ち着いている

花湯の森廊下

花湯の森は他の温浴施設と比べると全体的に大きくはない方で、一本の廊下から休憩所、お食事処等ほぼ全ての場所へアクセスできます。

「それほど大きくない」と聞くとデメリットと捉えてしまう方もいるかもしれませんが、決して「大は小を兼ねる」ではありません。

高級感があっても広すぎると、むしろ落ち着かないと思います。
小規模な施設だからこそ上品なのに家にいるような落ち着きと安らぎがあります。

それに必要最低限の設備は備えており、過不足はありません。

温泉・サウナ以外の館内設備やサービスを一覧で紹介します。
追加料金がかかるものもあります。
全て名前がついていて、こだわりを感じさせますね。

  • 岩盤浴
    • 薬石岩盤浴「花園」(1種類のみ、男女共用、中学生以上から利用可)
  • 休憩スペース
    • 大広間「山法師」 (メインの休憩場所、玄米茶とほうじ茶が無料で飲める)
    • お休み処「花風月」(縁側のような中庭のテラス、岩盤浴後のクールダウンにも)
    • ねころび処「花夢」(雑誌やコミックが置いてある、奥の方に女性専用もあり)
  • 食事
    • 里山料理「野の花」
    • 麺屋「さくら」
  • マッサージ・アカスリ
    • 手もみ処「花楽」
    • あかすり処「花楽」
  • 貸切スペース
    • 貸切個室「若竹」(6畳)利用レポートはこちら
    • 貸切個室「竹笛」(8畳)
    • 貸切大広間「花舞喜の間」(大広間「山法師」の奥につづいていて、貸切利用されていないときは誰でも自由に使える)
  • 女性専用スペース
    • 別館「椿」(別館のみのお風呂や岩盤浴あり)
岩盤浴はこちらから。男女共用。通常の入館料に加え別料金が発生します。
手もみ受付
手もみ受付。
テラスと中庭
緑が美しい中庭を眺めながら休憩できます。お風呂上がりや岩盤浴のクールダウンもこちらで!
テラスと中庭
中庭の様子

いずれも大きくはありませんがこれだけ揃っていれば十分ですよね。
大型の温浴施設でも同じような施設で規模を拡大しただけだったりしますし。

収容人数を絞ることで静かで落ち着きある空間を実現しているのがわかります。

ちなみにフリーWi-Fiはありません。
これも人によってはデメリットになるかもしれませんが、これによって普段の仕事や人間関係から距離を置いて過ごせます

日常の喧騒から離れてゆっくりとした時間を感じられます。

「足るを知る」ことがこの施設を楽しむポイントです。
僕はよくここで読書をしますが本当に捗ります。一冊文庫本を片手に訪れるのがおすすめです。

品を保つ工夫がされている

なぜここはほかの温浴施設と比べてただ落ち着くだけでなく「品がある」のか?と考えたのですが、おそらくそれは人が集まる休憩処の棲み分けがうまくなされているからだと思われます。

例えばメインの休憩処である大広間「山法師」

お休み処「山法師」
40畳の大広間「山法師」。料亭のような雰囲気で、フロント販売の団子などの食べ物もここで食べられます。

ここって部屋のサイズとテーブル・椅子、柱の配置的に(雰囲気的にも)寝転びにくいんです。
実際ここで寝転んでいる人を僕は見たことがありません。

よくある大きめの温浴施設(特に古めのスーパー銭湯)の休憩処だと、座って休む、食べる、寝転ぶ、テレビを観たり漫画や雑誌が読めるってのが良くも悪くも同じ空間でできてしまうんですよね。

それに対して花湯の森のこの休憩処は座ってお茶を飲んで休む場所に特化しているんです。
テレビもなく娯楽要素はちょっとしたボードゲームが申し訳程度に置いてあるだけ。
だから必要以上に居座る人もなく、寝転べない環境と相まって静かで品が保てているんですね。

だらだらとせずに、やすらぎの時間を丁寧に過ごせる。ありそうでない空間です。

もちろん、寝転んだりだらだらと過ごしたい人のための場所もあります。

ねころび処「花夢」はリクライニングチェアを備えたスペース。
各席にはテレビがついています。
漫画や雑誌などの本もここの入り口のあたりに多くはありませんが置いてあります。
娯楽的な要素は全てこのスペースに集約されているわけですね。

ねころび処「花夢」
コミックが並ぶライブラリー

こういった品を守る工夫や棲み分けができていることがこの施設の魅力だと思います。

ちなみに奥には女性専用のスペースもありますので、女性の方一人でも安心です!

畳で寝転びたい方は…

品があるのはいいけどせっかく畳があるなら畳の上で寝っ転がりたいんだけど…という方は大広間「山法師」の奥に続いている貸切大広間「花舞喜の間」というスペースを利用しましょう。


こちらはテーブルもなく畳が広がっていて、座布団やブランケットがありちょっとしたお昼寝に最適です。広さも20畳あり、のびのびと過ごせます。

貸切とありますが、使用されていない場合「ただ今のお時間、ご自由にお使いいただけます」という案内板があり、引き戸も開いていて誰でも利用できます。

ていうかだいたい空いてます。

少なくとも僕は貸し切られているのを見たことがありませんし、このスペースの貸し切り利用に関する案内が施設内・ホームページともに見当たりませんので、そもそも稼働しているかどうかも謎ですし、利用する方も滅多にいないと思われます。
なのでよほど運が悪くない限りフリーで入れると思って大丈夫です!

特に表記はありませんが施設閉館の1時間前(21時)頃まで利用可能です。

「花舞喜の間」
「花舞喜の間」

自然と調和した天然温泉を楽しめる

温泉入り口

温泉は館内の奥の方にあります。

ここの一番の目玉は露天風呂です。
たくさんの木々に囲まれた緑あふれる風景が広がっており、温浴森林浴が同時に楽しめます!

最も広い岩風呂の岩がその木々と調和して、まるで日本庭園のような四季折々の美しい景色が温浴タイムを彩ってくれます。

この一番のメインである岩風呂は「薬師の湯」源泉としています。
保温効果の高いとされるナトリウム塩化物泉です。
また弱アルカリ性で美肌効果もありますので女性の方には特におすすめですね。

ただ正直大きく源泉の濃さを感じるほどではありません。
お湯はそれほど熱くもぬるくもなく、ちょうどいいと思います。万人受けします。

どちらかというと温泉の濃さよりも、露天風呂の景色を目で見て楽しむ温泉です。

岩風呂の他に、壺湯、檜風呂、ねころびの湯があります。

檜風呂は高濃度炭酸泉なので、ぬるめのお風呂で檜の香りを浴びながら長湯できます。
ねころびの湯はわずかに流れるお湯を背中に浸して楽しみます。寝れます。笑

内湯の方は大きな浴槽がひとつあり、寝湯やジェットバスもつながっています。
大きめの窓があるので、ここからも外の美しい景色を楽しめます。

やはり館内全体の雰囲気と調和する和風の内装。
浴槽は十和田石を使用しているそうで、こちらも綺麗で高級感があります。

静かで風情のある庭を見ながらの温泉は格別の気持ちよさでした。

アメニティ(2023年5月現在、男湯で確認)

  • シャンプー、コンディショナー、ボディソープ : DHCアメニティ / OLIVE GREEN
  • アフターシェーブローション、ヘアトニック : POLA / AQUA BALANCE HOMME
  • ドライヤー
    • Nobby / NB1902
    • Nobby / NB1903
    • Nobby / NB2503
館内案内図
こちらの館内案内図に浴室のレイアウトも載っていました。参考にしてください。

食事は里山料理「野の花」で

里山料理「野の花」

館内でのお食事は「野の花」で。
定食、うどん・そば、しゃぶしゃぶなど、幅広く扱っています。
やはり和食系が多いです。

しっかり食べるなら一番シンプルな麺類でも1100円からと、正直全体的に少しお高いと思いますので、ちょっと贅沢する気分で訪れるのがベターです。 

注文時に清算用バンドを読み取って退館時に支払いになります。
2023年4月以降、清算用バンドはこの「野の花」専用になっています。
「野の花」での食事利用の際は先にフロントにて下足箱の鍵と交換する形で、清算用バンドを受け取りましょう。

レストランサンプルディスプレイ
メニューのサンプルディスプレイ。廊下から見られます。

メニューが新しくなって以前よりパワーアップしていました!
紹介するのは2023年5月末現在の最新のメニューです。

定食や御膳といったメニューが多いです。
現在はミニ丼にそばやサラダなどがつくセットをメインとして推しているようです。
少し前まではご飯系だと揚げ物のおかずを選ぶしかなかったと記憶していますが、現在は海鮮系が充実していて驚きました!
「しっかり食べたいけど、罪悪感なくなるべくヘルシーに」が叶います。

レストランメニュー

選ぶメニューによって多少違いはありますが、御膳のセットには、そば、舞茸の天ぷら、サラダ、漬物、小鉢がつきます!

今回僕は海老天丼セットを頼みました!
甘いたれでご飯が進みます。セットなので天ぷらはそばにも合わせて食べられます。
サラダがあることで野菜もしっかり摂れるのがポイント高いですね。
そばの薬味として深谷ネギが活躍します!

海老天丼セット
海老天丼セット

深谷といえば、渋沢栄一も愛したと言われる深谷の名物料理・煮ぼうとうも提供しています。
遠方からの方はぜひこの土地ならではの料理で、旅行気分を楽しみましょう!
かぼちゃが入っている山梨版のほうとうもあります。

レストランメニュー

※2023年7月21日追記 メニューがさらに追加されていました!
ハンバーグや生姜焼きといったお肉を中心にしたメニューが増えていました!
お子様にも受けそうなメニューです。野菜もたっぷり乗っています!

レストランメニュー
生姜焼きセット
生姜焼きセット

お食事処も料亭のような雰囲気で安らげます。
中央の囲炉裏が立派ですが、たいてい半個室の席に案内されます。 
窓のある席なら外の庭を眺めながら過ごせます。

「野の花」内装
「野の花」半個室席

ちなみに、土日祝日のお昼のみフロントのすぐそばの「さくら」でも食事を提供しています。
こちらは麺料理のみ。
深谷名物の煮ぼうとうはこちらでも楽しめます。

麺や「さくら」
麺や「さくら」はフロントのすぐそば。営業時間外は休憩処としても利用可能です。

2023年4月以降の館内システムと料金

花湯の森 券売機
館内のサービスはほとんど券売機を利用します。

2022年10月と2023年4月に入館方法やサービス利用方法が大きく変わりました。
ホームページをはじめとするネットの情報も新旧入り乱れてわかりづらいと思います。

ここでは2023年5月末に僕が訪れた時の最新情報をまとめておきます。

  • 入館時は券売機で支払い、券をフロントに渡して入館手続きをする
  • 下足箱・脱衣所ともにコイン式で100円硬貨が必要(フロントで両替対応してくれます)
  • 下足箱の鍵は自己管理、ただし食事処「野の花」を利用の際は清算用バンドと交換する形で預ける

サービスによって利用・注文の仕方や支払いのタイミングが違います。
下の表を参考にして下さい。

入館料(入浴)券売機で先払い
岩盤浴券売機で先払い
里山料理「野の花」注文時清算用バンドを使用、退館時にフロントにて支払い
麺や「さくら」利用時券売機で注文・支払い
手もみ・アカスリ「花楽」利用時手もみ受付で予約後、券売機で支払い
その他お土産等の物販都度フロントにて支払い
各サービスの利用と支払いのタイミング

支払い方法は現金とPayPayのみ。
券売機は現金しか使用できないので、PayPayを利用したい場合はフロントスタッフの方に声をかけましょう。

花湯の森 券売機
日曜日に訪れた際の券売機メニュー
  • 入館料(タオルセットつき)
    • 大人 平日1,150円、土日祝1,230円
    • 小人 平日800円、土日祝900円
  • 岩盤浴(岩盤着・マットつき、中学生以上) 平日400円、土日祝500円

会員になると入館料が上記金額からそれぞれ100円引き

さらに大人はタオルセットなしで、250円引きです。

18時以降は一般・会員ともに入館料が平日920円土日祝1,020円(タオルセットつきのみ)になります。

館内着は別料金(220円)。手もみ利用の方は無料になるそうです。

花湯の森までのアクセス

関越自動車道「花園IC」より約10分

「花湯の森」は深谷市花園地区に位置しますが、市街からは少し離れています。
いちばんシンプルな推奨ルートを記載しておきます。

とはいえ距離自体はそれほどでもないので看板を辿るだけでも着くかもしれません。
Googleマップでも似たようなルートが出ると思います。

信号のない交差点を曲がるので気をつけてください!

通り過ぎると一気に畑ばかりでわかりづらくなります…

    1. 花園インターから国道140号バイパスを熊谷方面に向かう
    2. 「田中(西)」交差点を左折
    3. 2つ目の信号を右折(2回看板が見つかります、2回目に看板が見える交差点です)
    4. 道なりに進むと左手に見えます

場所はわかりづらいですが、このルートであれば途中に何度も看板が見つかりますので迷うことはないと思います。

ちなみに夜は周辺がかなり暗いので特に注意しましょう!

まとめ

花湯の森の庭

もともと「花湯の森」は、12歳以下の利用不可の施設でした。

ですが花園アウトレットの開業や、昨今のサウナ・温浴ブームの影響か、2022年10月より12歳以下のお子様の利用も可能になりました。

賛否は分かれるかもしれませんが、少なくとも僕が行った平日夜は、これまでどおりの静けさと落ち着きは健在でした。

少しずつ変化を受け入れながらも安定したやすらぎを提供してくれる「花湯の森」。
ぜひ一度訪れてみてください。

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