大人気で品薄状態だった3COINSのスマートウォッチ、“デバイスバンドPlus”。
入荷しては完売を繰り返しているようで、いつ出会えるのかと思っていましたが、ついに店頭にて発見！
しかしよく見るとこれ
新パッケージ・新色(白・黒)になっている！
いやそれはいいんだけど、
さりげなく値上げしてる！！！（＋880円）
「まじかよ‥」と思いましたが、また全国で一気に在庫切れになってしまったら悔しいので買っちゃいました。
というわけでこの記事では、
- これ、新型なの？
- 機能に違いはある？
- 値上げしても買い？
という疑問に答えます。
なお僕はスマートウォッチ初体験です。
そこを理解いただいた上でご覧ください。
最初に結論：これまでのデバイスバンドPlusと全く同じ！
結論から言うと、今回僕が購入したものは
スリーコインズの人気スマートウォッチの2代目、3色展開されていたデバイスバンドPlusと全く同じものです。
こちらがこれまで販売していた方↓（品番2413-GHW-01-000）
で、こちらが再発売した方↓（品番2421-GHW-01-000）
スペックを見ると機能は全ていっしょです。
違いは、
- 品番
- パッケージ
- バンドの色（ホワイト・ブラック それぞれクリアカラーが付属）
- 価格（3,300円→4,180円）
本体は全く同じで、バンドのカラーが違うだけなのに値上がりしています！！
なので、すでに値上げ前に購入している人は「新型もう出たの？買おう！」とか思っちゃダメです！
結論は以上！
こっから先は僕の愚痴です！
サイレント値上げ？
そもそも僕は2〜3ヶ月前くらいからスリコのスマートウォッチを狙っていたんです。
しかしやはりどこの店舗も在庫切れどころか、売り場すらもない始末。
オンラインでのみブルーの在庫があったのを見たこともありましたが、送料もかかるし、まあそのうち在庫も安定するだろうと高を括っていました。
で、たまたま2024年9月6日、お出かけついでに店舗に行ったところ発見。
なんかY2K・平成レトロをコンセプトに、クリアデバイス商品を集めた売り場があって、そこにありました。
「デバイスバンドのクリアカラーも出ました！」
「あ、デバイスバンドまだお持ちでないならありますよー（880円値上げ済み）」
いやいやいやいや、ずるくない！？
あたかも今までも売っていたかのような感じで置いてあるけど、完全に品薄状態に便乗した値上げじゃん。
何さりげなく880円も値上げしてんの！？
スリーコインとスリーペーパーで変えたのにもう税込だとスリーじゃないじゃん！
ていうか中身変わってないならデバイスバンドを新しく再発売する必要ないじゃん！！！
バンドだけクリアなの売ればいいじゃん！！！！！
たまたま発売日だったっぽい
店員さんに聞いたら前日（9月5日）に入荷したとのことです。
公式サイトでも9月6日付でクリアデバイスシリーズ登場！みたいなニュースが出ていましたので、ちょうど発売日だったようです。
3COINSで人気のデバイスバンドの機能はそのままに、バンド部分がクリアになって登場！
◆Y2K/平成レトロ◆クリアデバイスシリーズ登場！ | 3COINS(スリーコインズ)のニュース | PAL CLOSET(パルクローゼット) – パルグループ公式ファッション通販サイト
あくまでクリアデバイス発売を隠れ蓑に値上げには触れない姿勢を貫いております…！！
ちなみにゲームコントローラーもクリアデバイスになったついでに値上げされています（2,750円→3,300円）。
でも市場原理としては正しいよね
とはいえ物価が高騰しまくっている昨今、仕方がないことなのかもしれません。
ていうか需要があり、供給が圧倒的に上回ったら値段が上がるのは当然。
まさか公式から定価を上げられるとは思いませんでしたが…
これで在庫が安定するようになったらいいですよね。
男性でも手に取りやすい色・パッケージになった
今回の再発売に際して、バンドの色・パッケージが新しくなりました！
パステルカラーがオシャレだった以前のものに比べ、シンプルで買う人を選ばないデザインです。
女性客がメインのスリコですが、男性でも買いやすくなりました。
ちょっとしたプレゼントにもおすすめできます！
予想外のヒット商品から定番商品に落ち着かせようとしているのが伺えます。
僕は前のデザインでも抵抗なかったので、ただ単に価格が高くなっただけですけどね！！（しつこい）
スマートウォッチ初心者が使ってみた！
文句を言いながらも購入したので、使ってみました。
初スマートウォッチなので、同じく「スマートウォッチってどうなの？」という方向けのレビューです。
内容物
- 本体
- 充電用USBケーブル
- バンド（通常・クリアカラーの2種類）
- 説明書
- 保証書
- 専用アプリに関する用紙
クリアブラックも無難に使いやすそうな色でいいですね。
アプリを使用して、Bluetoothでペアリングすればすぐに使えるようになります。
デザインシンプルでいいよね。アップルウォッチって言われてもわかんないです（主観）。
ちょっと腕時計が便利になった
スマートウォッチとしては最低限の機能なのだと思いますが、初スマートウォッチなので便利さに素直に感動しました！
スマホがあればできるけど取り出すほどではないちょっとした便利機能が使えるのでQOL上がります！
まずは通知機能。
シンプルに電話・LINE・SMSだけを通知設定しておくことで、どうでもいい後回しの通知と区別できるのがいいです。
スマホが鳴っても「今じゃなきゃダメ？」っていうような通知のために取り出す必要がないです。
それと個人的には電卓があるのがありがたい！
お金の計算をするときに、クレジットの明細とか銀行の残高とかをスマホで確認しながら打てるのがいいですね。
銀行のアプリとかってちょっとでも閉じると再認証しなきゃいけないので、2画面あると効率いいです。
他にもライトやストップウォッチなどもスマホを出さずに使えるのは嬉しいですね。
あとは意外なメリットが目覚ましとしてのアラーム機能。
スマートウォッチは直接腕につけるので音を出さずバイブレーションのみでも朝起きられる！
僕は超早起きなので、隣で寝る奥さんを巻き込まなくて済みます。
10分間隔でスヌーズも使えます！
最初にチェックしておきたい設定
モーション表示をオンにする
これ右のボタン押さないと時間見れないの？
という方はモーション表示機能をオンにしておきましょう。
設定すると腕を軽く動かすと点灯します。
ちょっと反応遅いですけどね。
通知を設定する
デフォルトでは通知は来ません。
電話やLINEなどの通知を設定しておくと便利です。
アプリで簡単に設定できます。
座りすぎリマインダーの設定を確認
ずっと座りっぱなしのときに通知してくれる機能がデフォルトでオンになっています。
昼のあいだ一時間おきに勝手にバイブレーションが鳴るのでビビります。
普通にデバイスバンドをつけてないときでも鳴るので、先に必要なら設定を変更しましょう。
僕は普段立ち仕事のため、忘れた頃に鳴るとウザいのでオフにしちゃいました。
デバイスバンドPlusでできないこと
初のスマートウォッチに廉価なモデルを選ぶなら、できることよりもできないことを確認しておきましょう！
デバイスバンドPlusでできないこと
- 音声通話
- メール・LINEの返信
- 支払い（QRコード・タッチ決済等）
- 時計の常時表示
これらはスマートウォッチと聞いて期待しがちな機能ですが、全て搭載されていません。
このような機能は低価格なモデルだと厳しいようです。
しかし後述するゲオのスマートウォッチでは音声通話に対応しています。
値上げしても買いだったのか？ 他の選択肢は？
これまで価格が3,300円だからこそ話題になっていたといえるスリコのスマートウォッチ。
ずっと欲しかったので、つい買ってしまいましたが、もしかして4,000円台になったらそんなに買いじゃないんじゃね？と思い、他の超低価格スマートウォッチも調べてみました。
Amazonで検索すると出てくるメーカー・ブランド不明のわけわかんない激安商品は怖いので除外！
まだわけわかんなくない2機種が見つかったので、比較してみます。
主要メーカー・Xiaomi（シャオミ）のスマートバンド
Xiaomi Smart Band 8 Activeは、定価3,480円のスマートバンド。
スマートバンドとは健康管理や運動用に特化したスマートウォッチと考えてもらってOKです。
が、普通に通知をチェックしたり、スマホの音楽再生時のコントロール機能は備えているそうです。
スリムで軽量。デザインが全然違ってもいい人ならこっちもあり。
スリコと同じグリーンハウス製！ゲオのスマートウォッチ
ゲオで販売しているグリーンハウスのスマートウォッチ、GH-SMWGC-BKは3278円。
スリコの値上がり前よりさらに安い！
本体にスピーカーがあるので、この価格で通話も可能！！
そしてスリコのデバイスバンドも実はグリーンハウス製。
製造が同じで見た目も似ているので、こだわりがない人ならこっちに流れちゃうんじゃないか？
機能・スペックだけで比べると、少し割高感！
| Xiaomi Smart Band 8 Active | グリーンハウス スマートウォッチ GH-SMWGC-BK | スリーコインズ デバイスバンドPlus | |
| 価格 | 3,480円 | 3278円 | 4,180円 |
| ディスプレイ | 1.47インチ / LCD | 2.01インチ / TFT | 1.83インチ / TFT |
| 解像度 | 172×320 | 240×296 | 240×284 |
| 防水・防塵性能 | 5ATM | IP65 | IP68 |
| 動作時間 | 14日間 | 5日〜7日 | 5日〜10日 |
| サイズ（W×D×H） | W25.42 × D9.99 × H42.81(mm) | W40 × D12 × H50（mm） | W41 × D12 × H46（mm） |
| 重量 | 約26g | 約42g | 約38g |
できることは3機種とも大きく変わりません。
Smart Band 8 Activeはそもそも想定している用途が大きく違うので、ディスプレイは小さく解像度も低めです。
その分バッテリー持ちの長さと軽さが魅力的！
本体で通話したいならグリーンハウス一択。
スリコのでできることは全部できてしまい、値段も安いです。
というわけで、ぶっちゃけスリコのはスペック上では価格差に相当する圧倒的に有利な点が見当たりません。
値上げがなければいい勝負だったのに…！
それでも個人的にはスリコのデバイスバンドでよかったです
いきなり手のひら返すようですが…
僕はそれでもスリコのデバイスバンドを買ってよかったです。
まずシンプルにデザインがいいです。
見た目もそうだけど、文字盤のデザインも圧倒的にいい。
あと僕結構スマホでも音量の下げ忘れとか気にしちゃうので、グリーンハウス（ゲオ）のものがスピーカー・マイクつきと知ったとき、
むしろ音出ない方がよくない？
って思っちゃいました。
※ 前項で音が鳴らないアラームをメリットとして挙げましたが、グリーンハウスのスマートウォッチはアラーム音をミュートできないそうです。そこも個人的には残念ポイント！！
多分スリコのはスピーカーとかない分、充電も長く持つと思います。
1週間通常使用してもまだ66%残っています。
追記：2週間持ちました！！
9月6日の夜に充電、7日の朝に使用開始しました。
それから充電なしで通常使用し続けて21日朝にバッテリー残量が少ないことを知らせるアラートを確認。
残量17%でした。
というわけで、
低価格スマートウォッチだからこそのできないことによるメリットにおいてはデバイスバンドが勝っています！
まとめ：初スマートウォッチとしてまだまだおすすめ！
正直機能の追加なしで880円の値上げは超痛いですが、それでもデバイスバンドPlusはいまだにスマートウォッチとしては安いです！
冒頭ではボロクソ言いましたが、実際使ってみると4,000円台でも納得できるアイテムだと思いました。
誰にでも手に取りやすいパッケージやカラーになったので、これからは定番品として定着していくのではないでしょうか。
見た目もオシャレだし、バッテリーも持つのでとりあえず買ってみてもいいと思います。
在庫も安定してきたので、初めてスマートウォッチを買う方はぜひ検討してみることをおすすめします！
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