埼玉県寄居町に子供も大人も楽しめる無人の駄菓子屋さんがあります。
たくさんの緑に囲まれ、水が綺麗な「風布川」が流れる寄居町風布（ふうぷ）にあり、田舎の雰囲気とレトロ感がマッチしていて童心に返るような体験ができます！
僕も実は存在を知らずに「風布川」に訪れた際にたまたま寄ったのですが、大きく駄菓子屋さんの看板が出ているわけでもなく、しかも無人なので見逃してしまうところでした！
そこで、今回はお店の正確な場所と利用方法をお伝えしたいと思います。
- レトロな駄菓子屋に行きたい
- 田舎の雰囲気を味わいたい
- 夏休み気分を満喫したい
「無人駄菓子屋」ってどこにあるの？
まず最初に、写真を見てもらうとわかるのですが、このお店は知らないと遠くから見ても駄菓子屋さんだと気づけません。
見逃さないよう、こんな建物であるということを覚えておいて下さい！
そしてこの建物は、寄居町風布の「日本の里（やまとのさと）」というところにあります。
「日本の里」はバーベキューや川遊びが楽しめる施設のある、風布川周辺のエリアです。
その「日本の里」の駐車場の一角にこのお店があります。
Googleマップでの正確な位置は「風布館第二 観光案内所」という場所になります。
「日本の里」にあるレストハウス「風布館」の別館という位置付けのようです。
レトロな雰囲気が楽しい！
観光案内所のおまけに駄菓子屋があるのかと思いきや、なんと全部駄菓子屋さんになっています！
ていうか観光案内所としては全然機能してません 笑。
上の方に張ってある、子供が描いたと見られる絵が微笑ましくていいですね！
店内に並ぶ駄菓子
なつかしの駄菓子がお店いっぱいに並んでいます！
ほとんどのお菓子は透明ケースに入っていますので乱雑にはならず、衛生面でも安心！
駄菓子だけではなく子供向けのおもちゃも売っていました。
しゃぼん玉は外遊びにぴったりですね！
このほかに水鉄砲なんかもありました。
川が近くにあるので、水遊びに使えます！
装飾のレトログッズも味があります
売り物以外の昭和を感じるアイテムも目を引きます。
レトロで懐かしい雰囲気は大人でも童心に返った気持ちになれます！
店の端っこにオルガンが置いてありました。
年季が入ってそうで、これも味がありますね。
椅子も用意してありますが、多分音は出せないと思います。
外にあるこれは農具の唐箕（とうみ）でしょうか。
田舎の雰囲気を演出するのに一役買っていました。
駄菓子の買い方
無人なので、どうやって買うの？と疑問に思う方もいると思います。
実際に行ってみればなんとなく理解できてしまうとは思いますが、ここで解説しておきます！
といっても、難しいことはありません。お会計用のお賽銭箱にお金を入れるだけです！
実際に買ってみましたのでシミュレーションしてみましょう！
除菌用のウェットシートと持ち帰り用の袋が無料提供されています。
まずは、川遊びなどで手が汚れている場合ウェットシートでしっかり除菌しましょう！
買い物かごはないので、多めに買うのであれば、持ち帰り用のビニール袋に入れながら買い物するといいでしょう。ただし、うっかりそのまま持って帰らないように！
商品が入っているケースに値段が書いてありますので、計算しながら買い物しましょう。
お子様がいる方は一緒に確認してあげて下さいね！
最後に買う分の駄菓子の小銭を用意してこのお賽銭箱に入れるだけ！
自分で計算してお金を用意するので、子供には勉強にもなる貴重な体験ができます！
キャッシュレスが普及した今、こんなに時間をかけて小銭を数えて用意するのは久しぶりでした！
たまにはちょっとしたことに手間をかける楽しみを大切にしたいものですね！
自然が楽しめる風布で夏休みを満喫！
風布は夏は川遊びやバーベキュー、冬はみかん狩りが楽しめます！
僕も幼い頃、祖父母に連れられてよく風布のみかん狩りに行きました。
今回は夏なので川と自然を楽しみに行きました。
この「日本の里」の風布川は、川底も浅く、きれいな水には生き物もたくさん住んでいるので、子供を遊ばせるのにはぴったりのスポットです。
「風布館」を中心に食事処、バーベキューができるスペースもあるので、夏休み気分を存分に楽しむことができます！
規模が大きいわけではありませんが、そのぶん里山の自然を感じられます。
せっかく駄菓子屋さんに行くのであれば、この風布の自然を一緒に楽しむのがおすすめです。
まとめ
風布の無人駄菓子屋さんは田舎の里山の雰囲気を感じられる楽しいお店でした！
楽しいだけではなく、このお店の売り上げは子供たちへの寄付に使われるという、無人なのに人と人とをつなぐ温かいお店です。
川遊びやみかん狩りに風布へ訪れるときはもちろん、秩父・長瀞観光のついでにここだけのために寄ってみるのも十分おすすめできます！
ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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