深谷の温浴施設、花湯の森。
静かで落ち着いている雰囲気抜群の日帰り温泉施設です。
ここにはいつもお世話になっているのですが、このたび初めて貸切露天風呂つきの個室を利用してみました!
地元なのにまるで温泉旅館に宿泊したかのような特別な時間が過ごせて最高でした!
というわけで今回は、
- 貸切個室の利用レポート
- 貸切個室の料金や予約・利用方法
をお伝えします。
花湯の森の個室がどんな感じなのか気になる方、利用方法がよくわからないという方はぜひチェックしてみてください!
花湯の森の施設自体に関しては過去の記事を参考にしてください。↓
個室「若竹」の部屋を紹介!
さっそく、今回利用した「若竹」の部屋を紹介します!
「若竹」は、4名まで利用可能な6畳間です。
花湯の森の通常の館内エリアは少し薄暗めですが、ここでは白い照明を使用しているので明るく、家族や恋人同士で談笑しやすい雰囲気です。
そして部屋に入ってすぐ目を引くのがこの囲炉裏!
あくまで飾りですので本当に使用できるわけではありませんが、プライベート空間でこんなに立派な囲炉裏を囲んで過ごせるのは貴重な体験です!
ちなみにこの囲炉裏のテーブルがあるのは「若竹」の部屋だけです。
テーブル周りには和座椅子が4つ。すべて左隣に脇息(肘掛け)が置いてありました。
和箪笥の上にテレビがあります。そんなに大きくはありませんが、雰囲気を壊さないサイズ感です。
和箪笥と隣のざらついた質感のゴミ箱が畳によく合いますね。
大きな窓(一応引き戸になっている)があり、貸切風呂の浴槽のある中庭が見渡せます。
シェードのようなもので隠せますが、プロジェクターのスクリーンみたいでちょっと味気ないですね。
窓の反対側には床の間があります。
畳1畳分の大きさで、ここにお茶・茶器や電気ポット、フロント・レストラン直通電話機が並んでいます。
茶器やティッシュはケースに入っていて、和の雰囲気に合っています。
湯呑み、急須、ティーバッグのセット。
特に案内はありませんでしたが、床の間の物入れを開けるとハンガーがあり、衣類をかけられるようになっていました。
ちなみに床の間のとなりにも物入れがありますが、和座椅子や座布団が入っていました。
備品入れみたいな感じ。お客さん向けのスペースではなさそう。
入り口ドアの前には2畳分のスペースがあるので、実質8畳あります。
荷物をこの一角に置いておけば6畳をフルに使えます!
部屋の構造としてはこんな感じになっています。
この入り口側の動線としての2畳のほかに床の間が1畳分あり、さらに窓が大きいので広く感じられます。
エアコン・床暖房ありで快適に過ごせます!
貸切露天風呂
こちらがお待ちかねの貸切露天風呂!
竹が植わっている中庭を眺めながら誰にも気兼ねなくお風呂に浸かることができます。
浴槽は一般的な家庭のものより少し大きいくらいです。
親子で一緒に入るのにおすすめのサイズ感。
浴槽のところまでしっかり屋根があるので、よほどの暴風雨でない限り雨も入ってきません。
落ち着いた施設なので、むしろ雨の日こそ雰囲気ありそうでいいかもしれませんね。
お湯は個室貸切の時間内は常に掛け流し状態にしておいてくれます。
ただひとつ注意点なのですが、この貸切風呂は厳密には温泉ではありません。
こちらのお風呂は「薬師の霊泉」を加温して使用。
花湯の森敷地内の深層水を利用した天然アルカリイオン水。ミネラル分たっぷりで肌に良い湯であることは間違いありません。
この「薬師の霊泉」は大浴場では壺湯や水風呂でも使用されています。
ですが、源泉にこだわりたい方は大浴場の露天風呂を利用することになります。
浴槽の右脇に洗い場があります。個室でもしっかり仕切りがあるのが好印象!
ただ外なので寒い時期は大浴場の洗い場を利用することをオススメします。
POLAのアメニティ。
涼むための椅子もあるので、のんびりと長湯を楽しめます。
夜も照明が効いていてまた違った表情の中庭が楽しめます!
せっかく利用するなら明るい時間から日没〜夜までの時間がオススメです!
洗面・脱衣所とトイレ
居間と露天風呂を繋ぐ形で、洗面・脱衣所があります。
細長い通路みたいな構造です。
奥にある使い捨てのペーパータオルが地味に嬉しい。
手を洗うたびにお風呂用のタオルを使わなくて済みます。
左側には綿棒、ビオレのハンドソープが並んでいます。
アメニティはその他に「クラシエ ジーラ」の化粧水・乳液、「POLA アクアバランスオム」のヘアトニック・アフターシェーブローションがありました。
ドライヤーはNobby。
下に脱衣カゴ、タオルハンガーがあります。
洗面所の右側にトイレがあります。清潔で問題ありませんでした。
露天風呂に出るドアの前にお風呂の浴槽用リモコンがあります。
もともと適温なので僕は今回利用しませんでしたが、自分の好みの温度に調整できるのは貸切風呂ならではですね!
室内でレストラン「野の花」の食事が楽しめる!
花湯の森のレストラン「野の花」の食事を注文できます!
お部屋にメニューが置いてあります。もちろんアルコールを含むドリンクも頼めます。
注文の際は電話機を使用。フロントのものと別にレストラン「野の花」直通の回線があります。
注文後しばらくすると料理を持ってきてくれます。
この時に清算用バンドを読み取ってもらいます。支払いは後払いになります。
「塩レモンチキンセット」です。夏限定メニューらしいですが10月初旬でもなぜかまだ頼めました 笑。
調味料やお手拭きなどのセット一式もこのようにお盆に乗せた状態で提供してくれます。
アメニティのお茶を入れて、囲炉裏を囲んで御膳をいただきました。
まるで温泉旅館で夕食を楽しむような体験が楽しめました!
利用方法と料金
貸切個室の利用方法や利用の流れ、料金の仕組みなどをまとめておきます。
公式ホームページでの情報が少ないので、主に僕が10月はじめ頃に行ったときの体験をもとに話をすすめていきます!
予約は電話での受付のみ
個室を利用する場合はまず予約が必要で、電話での受付のみになります。
僕は今回利用日の前日に電話をしました。
最初に個室を予約したい旨を伝えたところ、担当の方が席を外しているとのことであとでかけ直してくれることになりました。
予約管理をしている専任のスタッフがいるのかもしれませんね。
5分もしないくらいですぐに折り返しの電話をもらえましたが、念のため時間に余裕があるときに電話した方がいいと思います。
2度目の電話で現在の空き状況を教えてもらい、今回は「若竹」の部屋を2名・17時から21時までで予約。
この際に注意点や入館時の受付方法を簡単に教えてもらいます。
そのあたりはこのあと解説しますね!
通常の入館料+個室料金がかかります
貸切個室の料金はもちろん、通常の入館料も人数分かかりますので注意しましょう。
利用時間は5時間までとなります。
5時間利用の場合は10時〜15時、16時〜21時までの時間に限定されます。
利用時間 | 若竹(わかたけ) | 竹笛(たけぶえ) |
2時間 | 3,600円 | 4,400円 |
3時間 | 5,300円 | 6,500円 |
4時間 | 6,800円 | 8,500円 |
5時間 | 8,300円 | 9,800円 |
個室料金は人数に関わらず、部屋単位の料金になります。
入館してからの利用の流れ
貸切個室利用の際の入館してからの流れを説明します。
入館自体は個室予約時間より前でも問題ありません。
まずはフロントにて名前と個室を予約している旨を伝えましょう。
個室利用をする際の精算機の使用方法を教えてくれます。
通常入館の際、精算機を使用し発券した入館券をフロントに渡す、という流れで入館手続きをしますが、個室を利用する際は必ず最初にフロントに声をかけて説明を受けながら精算機を使用しましょう。
一応個室利用時のタッチパネルの精算機使用方法を説明すると、
- 「個室利用」を選択
- 通常の「入浴」、あるいは「入浴+岩盤浴」を選択
- タオルセットや館内着を必要に応じて選択
- 現金を投入し「発券」
となります。
ちなみにPayPay利用の際はフロントの方で支払いになります。
支払い・入館手続きが済めば、スタッフの方が個室の方へ直接案内してくれます!
ルームキーを2つ渡してくれました。お部屋から出る際は必ず施錠しましょう。
個室利用中は「在室中」の札をかけます(スタッフの方が最初にかけておいてくれる)。
今現在人がいるかどうかではなく、個室を利用していることを示すものなので、一時的にお部屋の外に行く際もこのまま「在室中」にしておきましょう。
個室利用終了時には札を裏返して「空室中」にし、施錠後にルームキーをフロントに返しましょう。
部屋の電気は点けたままで良いそうです。おそらくすぐに清掃に入るためでしょう。
おわりに
花湯の森の個室「若竹」は、立派な囲炉裏や骨董品が味のある居間や風情ある中庭の露天風呂といった、非日常なのに落ち着き安らげる、まさにこの施設らしいお部屋でした。
部屋で食事も楽しめ、まるで温泉旅館に泊まったかのような気分が味わえます。
決して安い料金ではありませんが、家族や恋人同士で小旅行気分で一度利用してみることをオススメします。
ちょっと特別な体験を気軽に楽しめるはずですよ!
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