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元酒蔵の映画館「深谷シネマ」に初めて行ってきた!入りづらい…という人のために綺麗な館内や駐車場の情報を写真で紹介!

お出かけ・観光
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深谷市にある映画館「深谷シネマ」。

「七ツ梅酒造跡」にある、酒蔵を改装したユニークなミニシアターです。

歴史ある建物が立ち並ぶエリアにあるその店舗は「ちょっと渋すぎて入りづらい…」という人もいるのではないでしょうか。

僕もそう思っていたのですが、この前観たい映画があったので勇気を出して初めて「深谷シネマ」に行ってまいりました!

実際に行ってみると館内も綺麗で、居心地もよかったです。

同じように入りづらいと思っていて行くのをためらっている方のために、「深谷シネマ」の館内の雰囲気や駐車場の詳細などを写真付きでレポートします!

こんな人におすすめ!
  • ミニシアターに行ってみたい
  • 少しマイナーな映画を鑑賞したい
  • 映画鑑賞を趣味にしたい
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埼玉北部唯一のミニシアター「深谷シネマ」

深谷シネマの外観

「深谷シネマ」は深谷市にある映画館です。
300年以上続いた造り酒屋の跡地を利用した趣のある建物が特徴です。

市内の有志によって2002年に別の場所でオープンし、2010年にこの「七ツ梅酒造跡」に移転。
埼玉県北部唯一のミニシアターです。

大型のシネマコンプレックスの登場により、全国的にも減少の一途を辿るミニシアターは貴重な存在。
埼玉県内でもこの「深谷シネマ」と「川越スカラ座」の2館しかありません。

「深谷シネマ」ではスタッフの方やリクエストによって選ばれた、上映規模は大きくなくても良質な映画を深く味わう体験ができます。

また、七ツ梅酒造跡は映画のロケにもよく利用されており、深谷市が「映画の街」という触れ込みで紹介される所以はここにあります。

受付と料金の支払い

深谷シネマ受付カウンター

入り口を入ってすぐ受付のカウンターがあります。
初めて来てこのカウンターをスルーするのはきまりが悪いです 笑。

なので先に鑑賞料を支払ってしまいましょう。
支払いは現金のみです。

チケット制ではありません。鑑賞料を払い、レシートを受け取ります。
一応レシートは上映終了まで持っておきましょう。

スタンプカードとレシート

僕は上映時間の10〜15分前に訪れましたが、「〇〇(作品名)ですか?」と聞いてくれたのでスムーズでした。

酒蔵というイメージのせいか、なんとなく「内装も年季が入っていて、スタッフは無愛想なお年寄り」みたいなイメージを勝手に持っていましたが、全くそんなことはありませんでした。

むしろスタッフの方、若い!
僕とそんなに変わらないくらいだと思います。

親切に質問にも答えてくれましたし、館内の写真撮影にも快く応じてくださいました。

スタンプカードがあります!何度も来るとお得に!

鑑賞料金支払い時にスタンプカードをもらいました。
1回鑑賞で1スタンプ押されます。

発行から1年の期限内に10スタンプ貯めると1回分無料で鑑賞できるようです!
鑑賞したタイトルのスタンプが押されるので、これまでの映画鑑賞履歴としても利用できます。

スタンプカード表面
スタンプカード裏面

昔ながらの建物なのに中は綺麗!

深谷シネマ劇場横の通路

歴史ある酒蔵風の建物の外観とは裏腹に中は新しく綺麗です。
リノベーションされているようで、そのギャップに驚きます!

入り口に入って右手の通路には映画のポスターや上映案内などがたくさん張ってあります!
手作り感のある掲示物はスタッフの方たちの映画愛を感じられますね。

掲示物
著名人のサイン

著名な映画監督や俳優のサインが飾ってありました!
たまに舞台挨拶に来る方もいるようです。樹木希林の来館時の写真が掲示してありました。

カフェ風の待合室

深谷シネマ待合室

受付の左手には、ちょっとしたカフェのような待合室があります。
映画に関する書籍や映画のパンフレットなどがならんだ本棚があり、上映時間までのんびりと時間を潰せます。

待合室のテーブルと本
自動販売機・コーヒーマシン

コーヒーの自販機とコーヒーマシンが一つずつあります。
自販機の方は200円、マシンの方は250円からと、コンビニコーヒーに慣れているとちょっと割高。
ですが、挽き立てコーヒーを館内で映画を観ながら楽しめるのはありがたいです。

現金のみ。右のコーヒーマシンは紙幣利用不可。
小銭が必要になりますが、両替は受け付けていないようなので注意です!

ちなみにカフェ系以外のお茶などの自販機も外にあります。

劇場内の様子と座席数

深谷シネマ劇場内

スクリーンは1つ。

座席数は、

中央7列×6席 + 右4列×2席 + 左7列×1席

計57席です。

その他に後ろにパイプ椅子が5席分くらい用意してありました。

指定席ではないので早い者勝ちです。
空いている好きなところに座りましょう。

スタッフさん曰く、飲み物は持ち込みOKだそうです。
座席横にはドリンクホルダーもありました。

大手シネマコンプレックスにはない、ミニシアターならではのこぢんまりとして落ち着く空間でした。
じっくりと映画作品と向き合うことができますよ。

クッション・膝掛け

ちなみに劇場入り口の扉の前にクッションや膝掛けが用意してあり、自由に利用できます!
こういった気遣いは嬉しいですよね!

ミニシアターならではの上映作品

今後の上映作品のフライヤー

上映作品はやはりちょっとマイナーな作品がメイン。
ドキュメンタリーや社会問題を取り扱った作品、アート性の強い作品が多く、ミニシアターらしいチョイスです。

定期的にアンケートを取り、その結果を反映させて上映作品を決定しているようです。

上映作品アンケート

初公開から少し遅れて上映する作品が多いようです。
公開時に見逃した作品が観れることもあるかもしれませんね。

ちなみに今回僕が観た映画はこちら。

鑑賞作品のポスター

僕の好きなイギリスのミュージシャン・俳優のデヴィッド・ボウイのドキュメンタリー映画です。
ドキュメンタリーですが、かなりアートの要素が強い作品。
ファン以外にはあんまりおすすめできません 笑

こういった作品は都内でしか見れないと思っていたので、地元で鑑賞できるのはうれしかったです。

ちなみに外には上映作品の手描きの看板が出ていたりします。
公式のポスターと比較してみると、なかなかクオリティが高くて驚きます。

上映作品の手書き看板

駐車場について

深谷シネマ駐車場

「深谷シネマ」のある「七ツ梅酒造跡」まではJR高崎線「深谷駅」の北口から徒歩10分ほどの場所にあります。

駐車場は道路を挟んで北側にあります。舗装はされていませんが、結構広いです。
どこに停めても構いませんが、入り口側から見て右手のコーンが置いてあるスペースは駐車禁止なので注意しましょう。

「深谷シネマ」だけでなく、「七ツ梅酒造跡」全体の駐車場として利用可能です。
Googleマップでは「深谷商店街共同駐車場」と表示されます。

まとめ

夜の深谷シネマ

コロナ禍の影響もあり、現在ミニシアターは都市部でも減少傾向にあります。
都市部ですら続けていくのが難しいのに、埼玉の北部という郊外で営業する「深谷シネマ」はかなり貴重な存在。

元酒蔵という特徴ある見た目と綺麗な館内はミニシアターデビューにもおすすめです。
深谷市民をはじめ埼玉北部の人が誇れる映画館だと思います。

この記事を見てもっと多くの人に恐れずに訪れてもらえたらと思います。
地元のカルチャーを守るためにもぜひ!

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